セレブママはお騒がせ 69/最終日

第十子バーサの誕生日 子供から十代へ
エイプリル「どうする? ママ、今日は仕事だし」
マトローナ「仕事だねぇ。朝は無理だけど、夜もヤバいかも」

バーサ「ねぇ、あたしのケーキはぁ? 姉ちゃんたちみんな、お誕生日は学校行かなかったのにぃ、あたしは学校なのぉ?」
マトローナ「学校なの。ママは仕事があるからね」
マリエ「あらマトローナ。私の所為なの?」

バーサ「ずるいよぉ。お休みしたいよぉ」
エイプリル「うるさい。学校行け」

マリエ「ふぅ。やっと静かになった」

でもマリエさんも仕事。
週休三日ですけれど、今日は仕事なのです。

映画キャリアはレベル9止まりで、スーパースターにはなれませんでしたねぇ。
もしかしたら今日、レベルアップするカモ、と思えばサボらせる事も出来ません。

一番早く帰ったのは、課外活動(工芸クラブ)がない、エイプリル。
他の子たちは課外活動(音楽クラブ)です。

エイプリル「あたしがやるしかないのか」

エイプリル「あ、もしもしー」

招待客は、家を出ている姉と兄で六人。
バーサの父親バートさんを入れて残り一枠となれば、セバスチャン君でしょ。
ラファエラより下の妹の誰かをあてがうつもりでしたからね。

時間が微妙だった。
マリエさんの仕事は18:00に終わるんです。

エイプリル「ビュッフェテーブルは出したしぃ。えぇっと、あとは~」

ビュッフェテーブルも風船も、ゴールド家のカラーである黄色にしました。

エイプリル「これでいいっか。まだ四時過ぎたばっかりだし、一休み、っと」

パーティーの主役は、元執事部屋で宿題をやっていました。

バーサ「ねぇエイプリル姉ちゃん、あたしのケーキまだぁ?」
エイプリル「うるさい。ドライブでもやってろ」

『ドライブに行く』というような願望が、時々子供に出ていまして、車に乗せて出かける事だと思っていたんですが、ソファーでやるこれの事だったんですね。
初めてやりました(知らなかった)。

課外活動から帰って来たハリエットも宿題中。

バーサ「ねぇ、ケーキぃ~」
エイプリル「まだ四時半だよ」
バーサ「姉ちゃんたちは皆、朝だったのにぃ。なんであたしだけぇ~?」
エイプリル「あんただけなんだから、ありがたいと思え」
バーサ「わかんないよぉ~」

18:00開催だからって、18:00にお客が来るわけではなかったんですよね。
はえぇぇぇ。

一番手は第一子(長女)バーバラでした。

二番手は第四子ロミー。
駆け込んできてくれなくていいって。

ロミー「ハリエット、こんにちは。おお。おチビさんも元気だった?」

第五子(長男)ロビンも到着。
プリウスは第六子、ラファエラです。

早く到着した姉たちを飽きさせてはいけないと、枕たたきをしかける。

あれ? 呼んでいないゲストの登場だ。

第六子ラファエラの夫、元ベビーシッターのニッキー君です。
自分は呼ばれて当たり前、というような態度がむかつく。

バーサ。せっかくセレブな姉ちゃんの写真を撮るなら、もう少し考えてあげて。

招待客全員はまだ揃っていませんが、父親バート氏が登場したようなので、はじめます。

え? バートさん。上がらず帰っちゃうの? そりゃ仕事だとは思ってたけどさ。
バリーさん(第一子バーバラの父親)なら仕事サボったのに……。

お呼びしてないゲストその2、アポロさん。
娘エイプリルと仲良くしてもらうから、いいですけどね。
でも上げている吹き出しは、マトローナだよ。

お父さんは帰ってしまいましたが、仕方ありません。
バーサは父親とは『人間関係』が出来ていませんしね。会った事もない他人ですよ。

かつてないほどに賑やかな誕生日です。

バーサ「えへへへ。凄いなぁ」

空気を全く読まない(呼んでねぇ)ゲストもいるけどな。

バーサ「えぇっとねぇ」

バーサ「願い事はぁ~」

ろうそくプー。

バーサ「やったぁー」

ロビンは毎度のことでトンチンカンな格好をしていたので着替えさせました。

賑やかですよ、ほんと。

変身来ました。
(来なかったらどうしようかと思った)

サイコロ特質は『腕利き彫刻家』と、全然必要とされていないものが来ました。
なりたいのはシンガーなんだってば。

あれ? 特質が一つ少ないですね(今気づいた)。
子供に成長する時に、『完全主義者』がついています。

髪は幼児期、十代と使っていたKijiko様ヘアに戻し、服を変え、化粧もしましたが、
眉が極細で、見るに耐えられないほどの曲線を描いて下がっていました。
父親のバートさんがやはり下がり眉なんでしょうね。
角度を変えると目まで変わってしまうので、眉だけ変えました。

こんな感じですが……。

やっぱり下がり眉なんです。
似てなくはないな、というレベルかな。

父親はこんな下がり方ですから(成年時代のバートさん)。

まだプープーガラガラが続いているのに、主役に次いでケーキを取るのがお前さんかよ。
(元ベビーシッター)

ケーキは八人分ですから、当然足りません。早い者勝ちです。

ケーキは無くなってしまって、渋い顔の第四子ロミー。
第一子バーバラは、第六子ラファエラにサインをもらってるし、メイドさんはハリエットの写真を撮っているからいいのか。

席も満杯です。

ロミーは、置いてあったベースを弾き始めました。
お料理なら後ろにありますが、テーブルの空きがないものね。

やっとマリエさんが帰ってきました。
渋い顔なのは、仲間外れ感があるから?
『パーティーでピアノを弾く』願望を朝から出していましたので、弾いてもらいます。

せっかくアポロさんがいるんですから、エイプリルに、ダンスを誘わせました。
年寄に無理させんな、って感じではありますが……。

ここが悩みどころではあります。
残っている妹たちの最年長は、このマトローナなので、セバスチャン君を婿に貰うつもりでいたのですが、

第一子バーバラの娘キャサリンは、マトローナより二歳上
でして、既に『若年』だったのです。

セバスチャン君。
昔のガールフレンドであるバーバラの『妹』より、『娘』の方が嬉しくないか?
若いと思っていたセバスチャン君も、既にそんなオジサンになっていたんですよねぇ。

悩むプレイヤーの思考をぶち壊してくれる第五子ロビンの奇行。
もう勝手にして。

元ベビーシッター(第六子の婿)は第一子バーバラと卓球をしていました。

第二子ウェンディがピアノを弾いていたので、バーサはドラムを叩こうとしていたようですが、マリエさんに取られてしまいました。
いつものようにギターを弾けばいいんですが、この子、エレキギターをベランダに持って行ってしまうのです。

卓球をしてお腹が空いたのかな。ケーキは食べられなかったですしね。
ビュッフェテーブルからスパゲッティを取り出した第一子バーバラ。

第七子バーバラは、セバスチャン君と、いい雰囲気ではあります。

そこへ、空気を読まない馬鹿婿その1(バーバラの夫)からのデートのお誘い。
バーバラはここにいるんですよ?
妻のいない隙にデートしようとか、考えている訳ですか?

お断りじゃ。
あぁせっかくの『星を見る』なのに、星が出てないですね。

三女マチルダが来ないなぁ。呼び忘れたかなぁ、と既に撮った画像を確認していたころに、マチルダ登場。
良かった良かった。これで兄弟全員揃いました。

バーサは、兄ロビンとは初対面でした。
自己紹介です。

そこにまた変な告知が……。

アポロさん、ここにいるし。
娘と踊っている最中だし。

娘の相手をするのがそんなに嫌なんですか?

遅れてきたマチルダに、『誕生日を発表する』バーサ。

お祝いしてもらいました。

って、元ベビーシッター君。
君の妻は、当然来ているんだよ?

ラファエラ「ロビンのバーカバーカ」

上着を着ているのは外から入って来たから仕方ない、と思ったら運動着に着替えました。
そして手にしたレモン。食べるつもりのようです。

ラファエラ「パーティーなんだってばぁ」

ラファエラは勿論、ハリエットも唇を尖らせています。

そして電話をかけるロビン(かかってきた気配はない)。
そのお相手、エルスぺス嬢ですよね。
一時期、ロビンのお相手に考えていた、かつての美少女の。

マチルダ「なぜ今電話をする必要がある?」

色々ごたごたではありますが。あくびをしているゲストは一人もいません。

既に亡くなられた元カレもいますが、マリエさんも、あと二日で老齢となります。

10人の子供を産み、全員を十代まで育て上げたらゴールである

が達成出来ましたので、ここでゴールとなります。
『成年』の内に達成出来て良かったです。


 【完】