エイプリル「あれ、ちみっこは?」
マトローナ「乗ってるでしょ」
スクールバスは三人しか見えないのがとっても残念です。
マリエさんは、金曜日なのでお仕事はありません。
願望はピアノのスキル上げなので、ピアノ弾き。
エイプリルがエンジェルを連れてくる?
マリエさんにとって、エンジェルは一番親しい孫ちゃん。
まだ小学生だと思っているでしょうが、エイプリルが連れてくる事からしても、とっくに十代です。
バーサは、ソンジャの所へ遊びに行くようです。
行ってらっしゃい。
でも、どこの孫だったっけ、ソンジャって……。
エンジェル来たー!
あれ? 四女ロミーも来てる!
これは嬉しい。
宿題をやるのはいいことだけれども、何もそんなところでやらなくとも。
さっさと入っていらっしゃいって。
んあ?
よりによって、今日か?
ソンジャの家に遊びに行く気満々で、ダッシュしているバーサ。
ソンジャ「あれ? バーサ叔母ちゃん、ウチに来ないの?」
バーサ「行きたい。行きたいよぉ~。でもバスに乗れないんだぁ~」
着がえはしたけれども、足が止まってしまったバーサでした。
これは可哀想だ。
この鶯ボール頭も、孫ちゃん。
さて、どこの子だっけ。
(覚える気まるでナシのプレイヤー)
マリエさんが『セレモニー』出席のために学校に到着しました。
遅れて、 マトローナとエイプリルも到着。
帰っちゃうよなぁ。そうだよなぁ。
この後、『チャンス』で海洋施設に出かけていたハリエットもギリギリで来ました。
全然嬉しそうでないのは、下がり眉の所為か?
バーサ「ソンジャのとこ、行きたかったなぁー」
そしてパジャマに着替える。
マトローナ「ばーかばーか。ここで寝て凍死してしまえ」
そして母と姉はマイカーで帰って、末っ子は放置。
これ、誰か連れ帰れないんでしょうか。
連れがいるのならともかく、一人はあまりに不憫ですよ。
家の門を通ったところで、訃報がありました。
ウェイン・バンブルさんが亡くなりました。
これでハリーさん、マシューさん、ロミオさんに続いて、四人目となります。
ハリエット「ママ、どうしたの?」
マリエ「ん? ウェンディのお父さんが亡くなられたのよ」
ハリエット「そっか」
マトローナ「なんか今日は散々だったなぁ。予定狂いまくりだ。セレモニーの所為で」
ハリエット「あたしもチャンスあったし、忙しかったぁ」
マトローナ「ママはロミー姉ちゃんと話したかっただろうし、エンジェルとだってねぇ」
ハリエット「姉ちゃん。バーサの所為じゃないよ? バーサだって予定があったんだし」
マトローナ「そうだけどさぁ」
ハリエット「しかもバーサったら、セレモニーのほかに、『エミルと友達になる』なんてチャンスまで出てるんだよ? 甥っ子だよ? 面倒くさい」
バーサはエミルに電話をしています。
身内との関係は『知人』とか『友達』とかが出ないので面倒くさいじゃないですか。
マリエさんはパーティーに出かけます。
ハリエットはスケッチブック。
エイプリルも『チャンス』で、読書。
今日はチャンスが出まくったのです。
ハリエット「マトロ姉ちゃんの言った事、気にすんじゃないよ」
バーサ「ぐは!」
バーサ「やったなぁー!」
ハリエット「あはは」
その後、ハリエットはイーゼルのお絵描きの続き。
バーサは、誰もいないリビングダイニングで、一人でギターを弾いていました。