日没の錬金術師 45

グレイスの事が気になって仕方ないんですが、隣なんですから出かけて行けばいいんですよね。無職だから家にいるはずですし、赤ちゃんも見たいです。

グレイスはピアノを弾いていたようです。あら? あの服は何だろう。

こんな服は設定していないはずだし、仕事着なんでしょうか。

幼児がいるのに、ベビーベッドもおまるもない家です。
設置は出来ないので贈り物で渡そうと思うんですが、『卒業の贈り物を贈る』で渡すしかありません。
卒業式もなかったグレイスですが、卒業は出来たという事でしょうか。

受け取っては貰えましたが、設置はしないだろうな。

初孫です。抱っこ出来ました。グレイスによく似ています。
でも女の子にこの髪はないよぉ。

あやします。お祖母ちゃんですよ~。

まだハイハイだったので、歩き方を教えちゃいます。
余計なお世話ですけれどね。

グレイスはテレビを見て笑っていました。
こんな子じゃなかった、とつい思ってしまうけれども、非アクティブとなってしまえばこんなものなのでしょう。

就職したのかな、とも思ったんですが、やはり無職のようです。

アベイちゃんは歩けるようになりました。
髪は母親グレイスの幼児期と同じ髪に変更しました。坊主っぽい頭じゃあんまりだもの。

どんな状況化は判りませんから、一応おむつを替えて、ミルクを与えます。

メラ「グレイス、帰るわね」

グレイスはまたピアノを弾いていました。
こんな調子では、ちゃんと子の面倒は見ているのか、心配でたまりません。

メラ「あの子、どうかしちゃったんじゃないかしら」

お祭り広場では、最近どうもこの三人がつるんでいるように見えます。
モティマー・ゴス君、ローガン・キートン君、と金髪君なんですが、その金髪君はマルコム・ランドグラーブ君なのかイーサン・パンチ氏なのかは、横顔ではプレイヤーには区別がつきません。

マグロ―氏もよくいるなぁ。
スタンリーに行かせました。

仲良さそうで何よりなんですが。

なかなか親友にはなれない。
あ、シンシアが学校に向かっています。

レオナルドの『課外活動賞セレモニー』なのです。

スタ「僕、行かないと」
マグ「あ、俺も仕事! またな!」

コンラッドの家はいつまでも留守で、こんな時間まで仕事のはずはないのになぁと思っていたら、公園に居ました。

セレモニーが終わりました。

メラ「コンラッド。いつまでその格好をしているの?」
コン「あれ?」

コンラッドが置いて行った車を渡したくて、メラニーは持ち歩いていたのでした。
卒業の贈り物として渡します。

さすがにおかしいので、着替えさせました。
セレモニーを終えたレオナルドもやってきました。

レオ「お兄ちゃん……」
コン「おう。レオナルド。元気か?」

一番のおチビさんで、コンラッドとは接点が少なかったレオナルドは、コンラッドが出て行ってすぐに『友達』ではなくなってしまいました。
以来ずっと、レオナルドはコンラッドと友達になりたい願望を抱えていたのです。

友達復活出来ました。

でももう少し上げておかないと、またすぐ友達ではなくなってしまうでしょう。

メラニーは蹄鉄投げで遊んでいるモティマー君が気になるようですが、この場合は、
「ウチの娘をほったらかして遊びほうけてる!」と不満に思っていてくれたらいい。
多分違うんだろうけれど。

レオ「お兄ちゃん、僕もう帰らないと」
コン「そうだな、またな」

レオ「お兄ちゃん、今度は一緒に遊んでくれるかなぁ」

そんな事を考えながら家路を急ぐレオナルドでした。
しかしやっぱりコンラッドはサイクロン氏の息子ですね。細い細い!
モティマー君やローガン君が太って見えます。

メラ「車は渡せたし、元気そうな顔も見れたし、良かったわ」

コンラッドは就職もしていますし、何とかなると思うんですが、グレイスがねぇ……。

もう春ですから、ストーブの火は消しましょうか。