セレブママはお騒がせ 52

第十子バーサ誕生
ヤケクソなのか、ラファエラは朝まで隕石を割っていました。
片付けておくれよぉ。

マリエ「あの子はどうしたらいいのかしらねぇ」

金のありそうな大人と結婚させたところで、一旦婿入りさせて追い出すのであれば、結局は無一文になるしなぁ。

なんてことを考えているうちに陣痛です。
そうだね。朝だったんだよ。

病院に向かいます。

父親は来ないんじゃないかな、なんて思っていたんですが、やっぱり来ませんでした。
そして最後くらいは男の子が来るだろう、と思っていたんですが、それは外れました。

父親が『バート』ですから『バーサ』しか思い浮かばなかったです。
近いのはやっぱり『バーバラ』じゃないですか。『Bart』と『Barry』は似過ぎです。
『Bart』と『Bertha』では『B』しか合ってないのですが、音は近いからいいや。

サイコロ特質は、『フレンドリー』と『ぼんやりしている』でした。
『フレンドリー』は父親似ですね。

リムジンで帰ります。
父親なんて来なくていいんだけれど、来なければ来ないで、すげー悔しい。 

お家に到着です。
もうベッドが増える事はありません。片づける一方だね。

そして忘れていました。
今頃、マトローナにパソコンとタブレットと、傘をプレゼント。

『ティーパーティー』の願望を出していたマトローナです。
やって貰いましょう。
そういえば、誰もやってなかったね。

クマのぬいぐるみも、バーバラ妊娠中のマリエさんが欲しがったのですが、子供たちは誰も遊びませんでした。

注文を取って……。

ここでラファエラにはコマーシャル収録の『ビジネスモデル』のチャンスが出ました。
早速行かせました。

冷蔵庫からジュースを持ってきて……。

どうぞお召し上がりください。
って、これ、男の子がやった方がいいな。動作が執事っぽいから。

これで気が済んだようです。

一冊しか出ていない本をエイプリル(右)が読みたがっていますが、エイプリルは全部読んじゃったんですよ。
する事なくなっちゃったね。

新しいパソコンで、早速執筆のマトローナ。
そうだよねぇ。この子、作家希望だった。執筆したかったんですよ。
ダメ親(ダメプレイヤー)です。

メイドさんがお給料の請求をしてさようならをして以来、居なくなっていたんです。
新しく雇いなおしたら男性でした。

マリエさんではなく、ラファエラの吹き出しを上げているのが、マリエさん的は面白くないかも。

ラファエラの仕事はどうしようか。
本人の希望は『釣り師』なんですが、ラファエラが釣りをしていた事なんてないんです。
でもスキルはあるらしく、『釣り師』登録は出来るんだなぁ。

ロビンでさえ『釣り師』にはさせなかったんですから、ラファエラにさせるわけにはいきません。やっぱり『作家』ですね。

マリエ「もう夜ですからね。ねんねしてね」

と、そんな時間+雨なのに、砂場遊びをしている子が……。
しかもフォーマルのままだし。

マリエ「ドレスが泥だらけになるじゃない!」

と普通の親なら言うでしょうね。

気が進まないなりにも作家登録をしたなら、ラファエラには執筆をしてもらいます。

雨降っていますし、眠いのなら寝てくれませんか?
買ってもらったばかりの傘が嬉しい、とかじゃないよね? そうなの?
ビニ傘でごめんね。
でも透き通っているから見やすいので(顔とか隠れない)、プレイヤーはこれが一番好きなのよ。

馬鹿婿その1からプレゼントが来ていました。
と思ったら、10/10全部が三人の馬鹿婿からでした。

てめぇら、揃いも揃って何をやってる!





マリエ「ラファエラ。無理して結婚しなくていいのよ。結婚だけが人生ではないのだし」
ラファエラ「姉ちゃんたちに劣るの悔しい! 負けるのはヤダ!」

体育会系だからね。そうなるよね。