チャレンジ「会う時はいつも他人」

セレブママはお騒がせ　19

第四子ロミー第五子ロビンの誕生日　赤ちゃんから幼児へ

結局眠れないまま朝を迎えたマリエさん（服くらい着ろ）は、告知が出るのを待って双子の誕生日をやります。
ラファエルさんとの破局のタイムリミットがありますから、急ぐんです。

長女はパーティーに参加してくれていますが……。

ウェンディ「お姉ちゃん、バス着てるよ」
バーバラ「でもぉ……」

登校させますよ、勿論。

バーバラ「行ってきます」
マリエ「はい、行ってらっしゃい。気を付けてね」

お祝いしてくれるのはメイドさんだけですが、仕方がない。
メイドさんがいてくれるだけ、ありがたいです。

きらきらりーん。

あれ？　あれ？　父親どんな顔だったっけ？

めっちゃ可愛いじゃないですか、長男坊。
いや、幼児期は皆可愛い。期待はしちゃいかん。

髪型は長女と同じだね（つまりバリーさん）。

一息吐いちゃってますが、もう一人いる事を忘れてませんか？
ホントは、ロミーが先なんですよ？

マリエ「そだねぇ。忘れてた」

何はともあれ、ろうそくプー。

先に成長しちゃった双子の弟ロビンは眠いんです。
朝だというのに……。

おや。黒髪だ。

うん。こっちが父親似ですね。
もう父親の顔はすっかり忘れているプレイヤーですけれど。

やっぱり双子の弟の方が美人だ。
逆であるべきだったねぇ。どうなる、双子！

いいよね。可愛いよ、みんな。

眠いロビンにおまるを使わせて……。

ベッドに入れればコロンと寝てくれたので、ロミーのおまるの練習。
あぁ。三女マチルダが起きた。

マチルダにミルクを上げればもうマリエさんも限界。

眠いけれど、チャンスでした。
『チャンス』だから断ってOKなのですが、なにせ映画キャリアにありながらまだ一度しか仕事をしていない身としては、ダンスしてこい、だとか広告塔になれ、的な『チャンス』は、事務所からの命令にしか思えないのです。

電話を取ったついでにラファエルさんに電話をしてみました。
今まで電話の相手一覧にラファエルさんは入ってなかったんです。
やっとつながると安心したら、三時間後に電話をしろと。
仕事中だよねぇ。

子供達は全員起きていますし、眠いからと言って眠れません。
チャイでドーピング。

三時間ボーっとしているわけにはいきません。
双子なんですからやる事は二倍。まずはお姉ちゃんのロミーから、あんよの練習。

一気には無理ね。お腹空いたのでミルク。

次女には、市役所への許可書の束を届けるの『チャンス』が出ていました。
それはクリアしたのですが、帰宅を促す前に走り出しました。
その吹き出し、五つ星セレブのローラさんでしょ？

ママの友達だって言っても、信じないだろうね。

どこまで追いかけて行ったんだろう、と見てみたら、プールで泳いでいました。
ここはジムのプール？　マリエさんでさえ行った事のない場所だわ。

ここで気付いたんですが、次女ウェンディは、セレブだったんです。

昨日誕生日だったこの子が、セレブにアピールしてレベル2になれる訳がないですから、生まれつきという事なんでしょうか。

この子の『ぼんやりしている』＆『カウチポテト』特質は一体どこへ？

『知っているセレブの数１』というのは、追いかけって行ったローラさんの事なのか？　母は？