魔法使いと使い魔 07


秋です。お化けの日です。
トリックオアトリート行きますか。

孫「行くよ! こういう時でもないと黒以外の服、着れないんだもん!」

どこの家も遠いのですが、とりあえず一番近いところから。

それでも遠い。

クラスメートの家です。
在宅は確認済。

ぴんぽーん。

キャンディー下さい。

いや、シムオリオンは要らないけれど、ノームが欲しかったな。
次行こう。

と思ったら、どこの家も『トリック・オア・トリート』が出来ない。
一軒で終わりなのか?

仕方ないので、家に帰ります。
おもちゃの無い家の唯一の娯楽。

時間つぶしです。
あ、一軒行けるようになった。

ここもクラスメートの家。
行くように指示したんですが、出かけちゃう?

到着しましたが、間に合わなかったか。

残念でした。

婆様は図書館で『ガーデニング』スキル本読書をしていましたが、
パーティーに呼ばれていたのでした。

出かけます。

凄い家です。お金持ちですねぇ。

仮装パーティーでした。

もう暗くなってきたのに、どこにもトリック・オア・トリートに行けません。
せめてもう一軒行かせてくれー。

婆「パーティーなんて、何が楽しいんだか」

帰って来た婆様は、変換の儀式。

どかーん。

婆「上手くいかないねぇ」

婆「もう一回」

どどーん。

うん、キノコはね。錬金術で沢山使うからね。
これはこれで、アリだ。

スキル本読書のお陰で、やっとキノコ類が植えられるようになりました。
もっと早くにやらなきゃいけなかった。

翌日、昇進。
『占い師』キャリアレベル5です。

孫ちゃんも錬金術。

キノコ、早く育て。
成長の魔法はないのか?

婆「まったく! 草むしりが面倒くさいね」

孫にやらせようと思っているのでしょうが、孫はまだ草取りが出来ません。

仲良く並んで、ではないですが、お絵描きと錬金術。




















孫ちゃんは、絵描きスキルレベル10となりました。

エリクサーで稼げるので、描いた絵を売る必要は今のところありません、