半ダースの犬 07

家の裏でワンコたちと遊んでいたおじいさんでしたが、棒立ちになり、
分電盤の吹き出しをあげました。



家の中で絵を描いていた孫ちゃんも、同じアイコンの吹き出しをあげました。

ってそれ! 泥棒警報機だから!!!

犯罪者キャリアの家に忍び込むとは、ふてぇ野郎だ。
お仲間じゃないの?

勇敢なおじいさんは、動きません。
見えてるんじゃないのかなぁ?

孫ちゃんもスルーです。警報機がうるさいようですが、それ以上は気にしない模様。
ラッシーは泥棒に否定的ではあるようですが、それだけ?

警察!!! 仕事しろ!!!
まだ逃げてないじゃん。家の中にいるじゃん!!
『次』じゃなくて、『今』捕まえてよ。

警官棒立ち。
これじゃあ、いくら勇敢なおじいさんでも、動かないのは当たり前だよねぇ。

泥棒の車を追いかけているのではなく、署に帰るパトカー。

自分もそのお仲間ですよ。

忌々しく思いながら、ワンコを洗うおじいさん。
ユニコーンが遊びに来ていましたが、相手をする気もないようです。
エサを置いてあげたいところですが、そんな余裕はない。

次々洗って、朝になってしまいました。

爺「あの『言わん・犬に増す』を盗んでいってくれれば良かったのに」

と、思っているんじゃないかな。
でも何も盗まれてないんですよ。多分

孫「悪者はみんな捕まっちゃえばいいのにね」

爺「えっと、そのう。あ、今日は家が綺麗だな。エンジェルが掃除してくれたのか?」
孫「他に誰がするの? いつも僕がしてるよ」
爺「そ、そうだな」

爺「うーん。ワシは捕まらないようにしなければな」

初日に捕まってますが?
それよりおじいさん。孫ちゃんはヨーグルトを食べていましたよ?
冷蔵庫、空なんじゃありませんか?