お隣に帰る今日は、さすがに早起きですね。
カボチャのランタンを破壊します。
壊したカボチャは、捨てます。
新聞も全部リサイクルします。
請求書はないですが、郵便が来ていました。
あ、そうだね。証明書だね。
忘れないでよかった。
葉月「なんでラブレターが来ないんだろう。三ツ星セレブなのに」
葉月を隣の天知家に戻します。
天知世帯の資金§26,092のうち、§15,784は葉月の稼ぎです。
天知家は1万ちょっとしかなかったわけです。
中では、何やら揉めてるっぽいですよ。
香久夜「あんたにはもう、うんざり!」
卯月「香久夜ぁ……」
葉月には強気な卯月が、香久夜にはヨワヨワに見えるのがプレイヤーはとっても楽しい。
葉月「……入っちゃまずいかなぁ」
葉月「香久夜ぁ」
香久夜「葉月!」
葉月「終わったよ」
香久夜「えぇえぇ! よくやり遂げたわ!」
卯月「逃げ出すと思っていたがな」
香久夜「余計な事を言うな! 葉月は立派よ。卯月に出来ない事をしたんだから」
香久夜「しかもセレブじゃないの! あなたがねぇ。本当に頑張ったのよねぇ」
香久夜「ちゃんと眠れてた?」
香久夜「怪我をしてるんじゃないか、とか」
香久夜「警察に捕まってるとか、泣きついているとか……」
香久夜、喋りっぱなしです。
香久夜「本当に本当に、心配でぇ」
葉月「大丈夫だよ」
焼死しかけたとか、凍死しかけたとか、
は、言わないでおこうか。
葉月「卯月は何をしてるの?」
香久夜「料理でしょ。葉月に食べさせたいんじゃない? 魚や野菜じゃないものを」
葉月「卯月が?」
香久夜「あれはあれで、いいところは……まぁ、ちょっとは、あるのよ」
葉月「そっか」
葉月「ワッフルだ~。貰ってもいい?」
卯月「勝手にしろ」
葉月「じゃ、勝手にする」
葉月が芸術を否定した!
卯月に対しては芸術の話ばっかりしていたのに、どういう心境の変化だ?
葉月「ごめんね。僕、ウザかったと思う」
卯月「判ってくれりゃあ、いいさ」
卯月がプラスを上げた!
葉月「僕、釣りも大分上手くなったよ。カエルとか金魚ばっかり釣れるとこ知ってる?」
卯月「なんだそりゃ」
葉月「今度、案内するね」
葉月「ワッフル旨いね! 甘いもの久しぶりだー」
卯月「そうか」
この二人、別れた時のままで相変わらずに『険悪』なんですが、普通に会話してる。
卯月「香久夜、どこに行くんだ?」
香久夜「ちょっと、戦ってくる」
卯月「はぁ?」
洗濯機と闘っていました。
香久夜「あぁもうヤダ! この洗濯機!!」
新しいのを買いましたから、そっちを使ってください。
家に入った香久夜は、葉月相手に『歌を歌う』をしました。
葉月は『合わせて歌う』です。
葉月が稼いできたお金で、家を広くしました。
今までは。2部屋でしたが、個室が3つです。
ベッドも安いものでしたが、ほどほどにお高いダブルベッドを3つ入れました。
(既に洗濯物集めをしている葉月)
香久夜「卯月。増築に掛かったお金の出どころは葉月よ。卯月がそれ以上の事をしない限りは、頭が上がらないからね。もう葉月を泣かすような事はしないでよ?」
卯月「判ってるよ」
香久夜「判ってくれて嬉しいわ」
天知家は音楽一家の設定なので、みんな楽器が弾けるはずなんですが、そんなスキルはありませんで、これから練習します。
世帯資金が残り§13,000ほどなので、この楽器代も、葉月が出した事になります。
これからは、卯月と葉月の関係が修復されるといいな、と思うんですが、
勝者のご褒美として『永遠の親友』に設定した香久夜と卯月の関係が、現在は『知人』に成り下がっている事を考えると、これからも巧くは行かないんでしょう。
香久夜が『卯月と友達になる』なんて願望を出していてびっくりしたよ。
留守にしていた葉月が有利になったぞ! はっちゃん頑張れ。
おしまい。