子連れスケコマシ 11

秋の水曜日

『ジルベルト・ゴンザロ氏と友達になる』チャンスが出ています。
取りあえず、体力その他の回復に、隣のプールへ。


マコト
「ちょっとここで待ってろなー」

マコト
「あーめんどくせ」

マコト
「『ここ』と『ジム』に出かけるのと、どっちが近いんだろ」

ここは隣とはいえ徒歩(最短距離ではない)ですし、入り口から最奥のドリンクマシンまでの距離があるんです。
タクシーで出かけるジム(割と近い)のドリンクマシンの方が、早いような気がしてならない。

マコト
「まぁいいや、行こうか」

ちょっと待て! ゴンザロ氏!! 
(マコトは右上のタクシーで、ゴンザロ邸に向かう途中)

到着したんですが、来るまで出かけられてしまいました。
目の前ですれ違い。(;'∀')

ジムだな? そこに行くんだな? と、またタクシーで追いかける。

えぇー? ジムには来ただけ?
また出かけるの?

ゴンザロ氏は自宅に帰ったので、マコトをゴンザロ邸に向かわせたのですが、
また出かける様子。

なんだよー! もうー!!

今度は徒歩ですか。
そのペースでは、どこに行くのか判らないじゃないですか。

左のタクシーは、マコト。

すれ違いました。

タクシーは降りましたが、歩いているゴンザロ氏を呼び止めることは出来ない。

マコト
「くそー! なんだよ、あいつ」

おチビさんを抱っこしていたので、一緒に飛ばされて自宅(更地)に戻りました。

マコト
「腹減ったよな。今日は諦めるかな」

マコト
「寝ちまったか。もう動けねぇじゃねぇか」

マコト
「あ、ルク姉ちゃん!」

(道路を歩いていたルク姉ちゃんは、向かいの家の右側で立ち止まりました)

呼び止めたかったんですが、追いかけてしまうんですね。

でもマコトは敷地外から出られません。

『残る』を選べば、元の位置に戻ってしまいます。

マコト
「ルク姉ちゃん、ごめんよぉ」

ルク姉ちゃんは去ってしまいました。

する事ないので、キックバッグ。

マコト
「起きてくんねぇかなぁ。でも今から起きてくれても駄目か」


溜まったポイントで、『生涯の報酬』の『鉄のぼうこう』を付けます。
これでトイレの心配はなくなりました。

マコト
「トイレの心配はなくとも、体力の心配はあるんだよ」

おチビさんが起きたばっかりでは、マコトだけ寝るわけにもいきませんしね。
(どうせ起こされる)

マコト
「さて、帰ろうか。この時間からではどこにも行けないし」

マコト
「あ、おむつか。替えるまでちょっと待てな」

マコト
「はいおむつは替えたぞ。って、今度はミルクか」

お隣のプールは左側ですが、家(角地の更地)に帰るには、道路を歩いて右側の道路から入るので、結構時間がかかるのです。
なので、お隣、というよりは『裏』ですね。

マコト
「はいはい。ミルクな」

マコト
「まったく。こんな事で喜ぶのかよ。お前ってやつは単純だな」

オマエモナー。

マコト
「今度は何だよぉ。なんでグズるんだよぉ」

マコト
「まぁいいや。無視しよ」

毎度のメール攻撃です。








マコト
「朝になっちまったよ。今日はゴンザロってぇ奴をとっ捕まえねぇとな」