猫も社交が下がってるんですね。
ごめんよ。でもセレネの所へ行って。
落ち着けプレイヤー。猫はセレネの所へ行かせろ！
とセレネを見れば、腹減り状態。
もしかして、冷蔵庫に料理のストックがないのか？
来たって、セレネは何も出来ないけどな。
ご飯？ 入ってるよ？ 少ないけど、空ではないよ？
パーティーをやらなきゃいけないから、朝から誕生日をやるわけにはいかないけれども、ごちそう作ってくださいよ。
他に読む本、ないのかなぁ？
今まで寄り道はなかったけれど、今日もまっすぐ帰ってきてね。
何だろう、この材料。
バート「あ、あぁ……」
バート氏が食べようとして、一皿カウンターに置いて座った所で、執事に皿を取り上げられたのでした。なんなんだよぉ。
ここでお知らせ。
『やあ、バートランド、うちの犬が子供を産みました。1匹飼ってみませんか！よろしければ家に寄ってください』
もう一皿取って、やっと食べられました。
作ったのは『フルーツパフェ（良質）』。ホントに、甘いものしか作らないなぁ。
でもバート氏は、執事のように『自分の分しか作らない』とは違って、ちゃんと複数分作りますよ。
でも勝手に食べない良い子。
直ぐ正装してしまうバート氏が、いつまでも寝間着姿でいると、病人にしか見えない。
セレネはなんとか、バレエのエシャッペ（レベル3）まで覚えました。
ギリギリでしたね。
フォーマルパーティーにするために着替えたわけではなく、『適切』特質故の着替え。
主催者がこれでは、カジュアルパーティーにする訳にはいかないですよ。
残りはバート氏の『人間関係』から、シャーマン（上司）氏、ジョージ氏、ドン氏、ラリー氏、トリガー氏、というところかな？
ケーキが足りなくても、料理はこれで足りるでしょう。
えっと……判りません。
お仕事かな？ 呼んじゃいけなかったね。ごめんなさい。次は呼ばないようにするから。
でも来てくれてありがとう。
君、いいねぇ。ちょっと近過ぎるけど、狭いから仕方ないね。
褐色肌で白髪の招待客は、居ないけどなぁ。
女性は一人も招待していないのに来ていますから、勝手にいらしたお客様ですね。
青い服にオレンジ色の髪の方も、招待客じゃないなぁ。
1人既に帰っているし、ドン・ロサーリオ氏とダラス・シャロ―氏が見えません。まだ来ていないのかな？
ハンター・コットンアイ氏もいますが、呼んでませんねぇ。
でもお祝いしてくれてありがとう。
やり直し覚悟だったんです。
一度で成長してくれるなら嬉しいですよ。
『犬好き』を引っ張ってこなくて、助かった……。
後は服を変えて、化粧を加えただけです。
という事は、隣の福々しい方は、背の高さからして同じ十代ですね。
なら、オスカー君ですか。
判んねぇよ！
『招待客名簿』の顔アイコンはまだ小学生だよ。
どうしても気になるようなら、その時に直そう。
バート氏はギターを手に外に出て行きますが、目的は来客？ 外でギターを弾きたいだけ？
このラマさん、女性だったっけね。
ありがとうございます。でもろうそく、多過ぎませんか？
セレネも最初は聞いていたんですが、自分も弾く気になったようです。
バス（左の緑上着）「私が抱っこしたあのおチビちゃんが、大きくなったもんだ」
とか思ってくれていたらいい。
この方『無精者』特質持ちだからね。
今、べったりくっついた近距離で、ゲップしたでしょ？
おしゃぶりの吹き出しは、ハンター氏ではなく背後の誰かですし。
ともかく、人を指さして笑うようなことをしてはいけません。
おおむね高評価です。
上司（名前を覚える気が全然ない）……かなり太られましたね。顔の幅がアイコンと違うじゃないですか。
もう夜中ですしね。明日は学校がありますし。
でも『素晴らしいパーティー』ではないんですね。この願望はクリアされませんし。
生涯の報酬の『伝説のパーティー主催者』は買ってあるんです。
成功は、そのおかげでしょうね。
何はともあれ、セレネが無事十代に成長出来て良かったです。
